「武器も最初は愛から生まれた」そしてフラナガン機関の中の人になってみる。

 

EOGの調整中の八谷

不可視モニタ

耳の下に電極を付ける

サイコ・コミュニケータ・システム ムービー

一次検査のための端末

ポータブル版の内部


(C)創通エージェンシー・サンライズ・ニュータイプ テクノロジーラボ

 

この作品はGUNDAM 来たるべき未来のために」展 のために 制作された作品です。


作品は 八谷と NTTコミュニケーション 科学基礎研究所 の 前田太郎氏、 安藤英由樹氏、 カンカンゼ・ソルベウンム氏 との共同作品として、 2005年に 「ニュータイプ・テクノロジー・ラボ 〔フラナガン機関内〕」 名義で発表された。  八谷は全体の設定や 一次試験、 演出などを担当。

この作品は 「機動戦士ガンダム」 の世界観の中で 生まれた 「ニュータイプ」という 概念に注目し、 現在存在する技術を使って、「視線のみで相手を 無意識のうちに誘導する」 という体験を、 観客に体験してもらう ものである。 作品タイトルは劇中に出てくる兵器 「サイコミュ」 から引用し、 ただその出自は実は計測器だった、 という設定を新たに 「オレ設定」として作った。

技術的には 前田太郎氏の研究 「前庭感覚への電気刺激」 を用いて歩行を誘導し、 誘導する側の視線の検出は  EOG (electro oculography) 法 を使っている。

作品は ガンダム展専用のフルバージョンと、 簡単に実施可能なポータブル版の 2つのバージョンがある。