クリアした人または、全然やらない人だけ読んでね。やらない人は読まなくていいのか。
まず、あやまります、ごめんなさい。こんなにおもしろいとは思ってなかったです。やっぱり、アニメおたくの血が流れているんでしょうなあ、私。中学生の時ガンダムファン(しかもアムロ)だったもんな。アニメおたくの血がまったくない旦那は、初めの3分でもういやになって投げだしてしまいました。そして、私の後ろでプレイを見ていて一言、「これ、デパートの中間管理職ゲーム?」いやあ笑いました。まさにそーかも、ちゃんと女の子に働いてもたうために、あっちでおべっか、こっちでおべっかですもんね。私も旦那も以前デパートで働いたことがあるのです。デパートの売り場って女の子だらけで、係長は男だったりするから、シチュエーションぴったり。
なんかフツーはさくらでクリアするらしいけど、私は自然にやっててなぜか紅蘭クリアでした。なぜ?(私「アンジェリーク」でも機械いじりの好きな男に好かれたんだった。でも「ときメモ」は館林さんでしたが。)そんなに愛していたわけではないので、ラブラブシーンでは困りましたよ、「いや、そんなつもりじゃないんです」ってブラウン管のこっちでいいわけしてました。あと、胸のないことを気にしている紅蘭なのに、花札のごほうびの絵は妙に胸があったのはどーゆーわけか。ごほうびだからか。
だいたいゲームのセリフに声優はいらない論の持ち主なんで、ぜーんぶ音声はとばしていましたから、ホンキで萌え萌えな人からすると、ぜんぜんたいしたことはないハマりかたでしたが、それでも、クリアするまで2日間血ヘドを吐くまでやりました。もちろん血ヘドは吐いてません。
ストーリー展開がとってもおなじみで、TVアニメがすでにパロディーとしてしか存在していないのに、さらにそのTVアニメのパロディーとしてのゲームっていうのは、なんだかなあって思いました。でもゲームだからいいのでしょうか?テレビを電話線につないでリモコンでアンケートを採るシステムなど実用段階だそうで、テレビがインタラクティブ性を持ち出したら、この手のゲームは淘汰されるのかなあ?でも、お約束をなぞって楽しむのは水戸黄門とか寅さんとかとおんなじなんだから、別にいまに始まったこっちゃないのか。それにすべての芸術は何かのパロディ(または模倣)であるという話もあるし。
ミニゲーム良かったねー。花札に夢中になって、おまけのミニゲームコーナーでついに紅蘭を撃ち負かし(ざまあみろー)、あやめさんのクイズに何度も何度も挑戦(と書いてチャレンジと読む)して、でましたー、こいこい大戦!まださくらまでしか行けないけど、きっとクリアしてやるーーー。しかし、このオマケの企画、声優さんの声が入っているからずいぶん初めの段階からあったんですね。あとねー人参!!!なんで60点代しかとれんのかー!陰謀だー!プログラマがなにかズルをしているに違いない。(うそです)
というわけで、恋愛アドベンチャーがもれなくついてくる花札ゲーム「さくら大戦」は買いですよ、みなさん。
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